身につける”ひと”に寄り添った、こだわりのものづくりがしたい。
2023年5月にWeb shopをオープンした
「Saulė(サウレ)」。
当店がお届けしている”リエシネス”は、
リトアニアの伝統的な工芸品であり、
ビーズが編み込まれた手編みのリストウォーマーです。
そのデザインや色使いは、作家様によりさまざま。
ほとんどが受注販売の当店のスタイルは、
《 お気に入りのリエシネス 》を身につけたい。
店主はるなのそんな想いから、始まりました。
Instagramのアイコン
《太陽の女神サウレの文様》は、
「同じデザインで、ブラックの糸、ビーズはパールホワイトへ変更してほしい。」
というわがままを叶えていただいた
お気に入りの子。
当店のNO.1です^^
遥か遠い国の職人がつくる繊細な手仕事作品を
「お気に入りの色で、お気に入りのデザインで制作していただけるなんて。」
と、いつも感動のお言葉をいただいております。
《 身につける”ひと”に寄り添った、こだわりのものづくりがしたい。 》
この想いが、ますます強くなりました。
こだわりは、肌触りにも。
お一人目の作品が届き、身につけてみて
「うわぁ、素敵・・・!!!」
と思ったと同時に
肌触りも、作品によってそれぞれだな、
と感じました。
お二人目の作家さまの作品を身につけた時、
「初体験のなめらかさ!しかも、こんなにも伸びるの!?」
と感動した覚えがあります。
三人目、四人目、五人目・・・
作家様により、編みやすさや好きな色など、
使用メーカーもバラバラな様子。
《 私がお客様へお届けしたいのは、なめらか、のびやかな糸・・・!!! 》
そう思ってからは、
あまり外には知られたくないであろう使用メーカーを無理を承知でお伺いしたり
別のメーカーの糸で制作していただけないか、と話し合ったり。
初めて制作をお願いする作家様や、初めて見る色の作品には必ず使用メーカーの確認を徹底。
《 作家様と一緒に、より日本のみなさまに寄り添うものづくりを。 》
長さ変更、ビーズの組み合わせの調整など、
みなさまからのありがたいご意見を頂戴しながら、日々奮闘しております。
羊に優しいノンミュールジングウールって?
私のこだわりのメリノウールは、”ノンミュールジング”なんだろうか…?
ノンミュールジングウールという言葉を聞いてから、ずっと気になっていたことでした。
ノンミュールジングウールは、羊毛の生産過程で、
羊に不必要な苦痛やストレスを与えずに収穫されたウールのことを指します。
メリノウール100%、
なめらか、のびやかで人に優しく
それでいて、
羊にも優しかったら、もっともっと嬉しいな。
ノンミュールジングウールを選ぶことで、
《 人に、地球に、動物に優しい世界 》へ
一歩近づくはず。
「どうかノンミュールジングウールであって欲しい・・・」
と思いながら調べ、問い合わせをした
私のお気に入りの毛糸は、
なんと!ノンミュールジングウール!!!
「毛糸メーカーさん、ありがとう〜!」
世界中で、羊に優しくしたいと思っている人々がいる。
そんなことを感じられて、嬉しい体験でした。
↓右下の羊さんマーク《 MULESING FREE 》がその証のひとつです。
一人の行動が、未来を変える。
自分の思いを言語化することが苦手な私ですが、
2024年3月
「Saulė(サウレ)」は、
これからどうなっていきたいのか、
どうしてたくさんのこだわりが生まれたのか。
そんなお話を
Instagramライブでお話しさせていただきました。
(アーカイブもありますので、是非Instagramを覗いてみてくださいね^^)
すると、
「私のお買い物が伝統の継承を支援につながるなんて、嬉しいです!」
「人にも地球にも動物にも優しい世界に、私も同じ気持ちです。」
「ノンミュールジングウール、とても興味が湧き、自分でも調べてみました。発信してくださってありがとうございます。」
などなど、
私の想いに共感してくださる、たくさんのお声をいただいたのです。
人にも羊にも優しい、こだわりのものづくりへ。
リトアニアの伝統工芸が長く受け継がれることを支援し、
その素晴らしさを日本中に広めることを使命とする「Saulė(サウレ)」。
リエシネスとは、一言で言えば、繊細で美しい手仕事品。
一言、『 繊細 』と片付けられてしまいがちですが、
その背景には
美しいデザインを描き、
糸とビーズの組み合わせを何度も試し、
何千個ものビーズを全て毛糸に通す。
そして
描いたデザイン通りにビーズを入れ込みながら、
きゅっと均等に編み込む。
そんな職人技が詰め込まれています。
《 私の気に入ったものだけ、届けたい。 》
《 お客様のお気に入りを、選んでほしい。 》
そんな想いからはじまった
”こだわり”の追求は、まだまだ道半ばです。
「 そんな細かいところまで!? 」と
驚かれることも、しばしばあります。
それでも、
「Saulė(サウレ)」は
リトアニアの作家様の作品をリスペクトし
みなさまにお届けしていくことに留まらず、
身につけていただく方々に寄り添う方向に
作家様とともに成長し
《 お客様に末永くご愛用いただけるものづくり 》を目指し、
これからも改善を続けていきます。
お気に入りのリエシネスが、
この先何十年と、あなたのこころとからだを温め
”人生の必需品”になる日は、そう遠くないはず。
「手袋よりも、リエシネスだよね!」
2−30年後、息子たちが連れてきたお嫁さんから、
そんなお話が聞けることも想像しながら
これからも、
日本中にリエシネスをお届けしていきます。
Saulė はるな
@riesines_saule_
リトアニアの繊細な手仕事をお届けする「Saulė(サウレ)」の店主。
手に取った方々に、末永く心地よく身につけていただける芸術的なリエシネスを現地職人よりセレクト・デザインしています。
羊に優しい生産方法や、柔らかく伸びの良い肌触りの毛糸、そして高品質のチェコビーズやクリスタルを厳選し、人にも動物にも優しく美しい製品作りがこだわり。
リトアニアの伝統工芸が長く受け継がれることを支援し、その素晴らしさを日本中に広めることを使命としています。